内宮へ早朝参拝に行く ~お伊勢参り その6~

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昔から、聖地と呼ばれる場所は多々あります。
その中でも、現在まで聖地として残っているところは本当に少なくなってしまいました。
そんな中、伊勢の神宮は、2000年前から聖地として人々の信仰を集め、祈りがささげられています。
まさに、日本人共通の祖神ではないでしょうか??
伊勢の神宮は、正式には『神宮』と言います。
皇大神宮(内宮)や豊受大神宮(外宮)の正宮を初めとして、別宮14、摂社43、末社24、所管社42からなっています。
皆さんが、伊勢神宮と呼んでいるのは、実は総称なんですね~。
その中で、皆様が伊勢の神宮をして親しんでいるのを、内宮と言います。
正式名称は『皇大神宮(こうたいじんぐう)』と言います。
主祭神は、天照大神を祀っています。
ご神体は、八咫鏡(やたのかがみ)をご神体としています。
八咫鏡は、天照大神が岩戸隠のさいに、この鏡に天照大神を写して、興味を持ってもらい外に出したときに使われた鏡で、三種の神器の1つです。
6時30分にホテルのロビーに待ち合わせて、ガイドさんと一緒に内宮の早朝参拝に向かいます。
まだ早い時間なので、人がいなく、とてもゆったりとした気分で歩いていきます。
伊勢神宮ホームページ

伊勢神宮の判り易いマップは、このページの右下

伊勢の神宮2
宇治橋の前にあります、宇治橋鳥居です。
鳥居のちょうど真ん中に太陽が昇るのは、「冬至」のときだそうです。
でも、早朝参拝の醍醐味と言うか、とっても綺麗でしたよ!!
この宇治橋は、厚さが15センチあります。
20年に一度、架け替えが行なわれるのですが、20年で10センチになるようです。
さらに、昔と履物が変わってきているので、磨り減る幅は、ドンドン大きくなってきているようです。
20年で、5センチも磨り減るとは、本当にすごいですね~。。。
この宇治橋の横には、下の写真のような杭があります。
伊勢の神宮10
この杭は、何かと言いますと、川上から木材など大きな障害物が流れてきたときに、橋にぶつからないようにこの杭で受け止めます。
障害物が縦に流れてきたときは、橋にはぶつからないので、そのまま流れるようになっています。
逆に、障害物が横に流れてきたときは、橋にぶつかってしまうので、この杭で受け止めて橋にぶつからないようにします。
伊勢の神宮
一の鳥居から、二の鳥居に行く間の道です。
普段は、人がとっても多いのに、早朝参拝だとこの通りです!!
誰もいないし、内宮を独り占めです。
ゆったり、お参りが出来るので、とってもお勧めです!!
伊勢の神宮3
二の鳥居もくぐると、有名な五十鈴川御手洗場が、直ぐ近くになります。
ここからは、次回へ。
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