一つだけ願いを叶える 葛城一言主神社

一つだけ願いを叶える 葛城一言主神社

葛城一言主神社とは

葛城一言主神社(かつらぎひとことぬしじんじゃ)は、全国の一言主神社の総本社になります。

式内社で、位は名神大社となっています。

古事記に書かれている、一言主神社の有名なくだりは、以下の通りです。

昔、雄略天皇が葛城山に狩に来た時です、雄略天皇は同じ衣装をまとっている者を見つけました。

雄略天皇は、「お前は何者だ」と問いました。

するとその者は、「吾は悪事(まがごと)も一言、善事(よごと)も一言、言い離つ神。葛城の一言主の大神なり」と答えた。

天皇は恐れ入り、弓や矢のほか、官吏たちの着ている衣服を脱がさせて一言主神に差し上げました。

この事より、何でも願いを一言だけ聞いてくれる神様「いちげんさん」として、全国で親しまれています。

御祭神とご利益

御祭神:

一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)

大泊瀬幼武尊(おおはつせわかたけるのみこと)

ご利益:一願成就

葛城一言主神社へ行く

葛城山の山麓を走る県道30号を走っていきます。

県道30号から葛城一言主神社へ曲がる道には小さな看板がありますが、あまり大きいくないので、見逃さないで下さい。

一の鳥居のすぐ横と、さらに直進して神社の前にも駐車場がありました。

全部で30台ぐらいは停められるのではないでしょうか??

一の鳥居と祓戸社

まずは一の鳥居です。

葛城一言主神社

百度石が隣に写っています。

ここから、拝殿までは結構な距離があります。

ずいぶん遠くに百度石があるなと感じました。

一の鳥居を抜けると階段があります。

葛城一言主神社

これを登り切ると拝殿になります。

でもその前に、右側にあります祓戸社(はらえどしゃ)で、身を清めてから神社に参拝しましょう。

葛城一言主神社

手水舎と祓戸社です。

拝殿と乳銀杏

階段を登ると、左側に御神木の乳銀杏があります。

葛城一言主神社

とても大きな銀杏の木です。

樹齢は1200年以上と言われています。

白蛇が住み着いていると言われ、人々の信仰の対象となっています。

今は青々としていますが、木の葉がすべて黄色くなった時、どれだけ綺麗なんでしょうね。

拝殿に向かいます。

葛城一言主神社

拝殿の前に立ちますと、拝殿の中の上の方に鏡が付いているのに気づきます。

その中に、自分の姿を入れてお祈りしてみてください。

ただし、「ひとこと」です。

いっぱいお願い言わないでくださいね。

摂社と末社

さて、拝殿の右側に摂社・末社が並んでいるのですが、そこをお参りした後に写真を撮りました。

葛城一言主神社

市杵島社、天満社、住吉社、八幡社・神功皇后社の4つの祠が並びます。

天気が良いのに、曇った写真が撮れました。

至福の像

最後にご紹介するのが、こちらの至福の像です。

葛城一言主神社

像がカボチャを持っています。

そして、色々な形のカボチャが奉納されていますね。

この像を撫でると、ボケ防止になるようです。

葛城山の麓にある、気持ちの良い神社です。

ぜひ、お参りくださいませ。

葛城一言主神社 御朱印

葛城一言主神社

地図・住所・駐車場

住所:奈良県御所市大字森脇432

電話番号:0745-66-0178

駐車場:あり

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