高天彦神社とは
もともと世界は、天津神が住んでいる高天原。
地上の人間が住んでいる葦原中国(あしはらのなかつくに)。
地下の世界である黄泉の国(よみのくに)。
この3つに分かれていました。
※天津神とは天照大神を代表とする天にいた神様の事です
この高天彦神社がある場所は、高天原だった場所だと言われています。
昔から神聖な場所とされえており、奈良県屈指のパワースポットと言われています。
御祭神の高皇産霊神は、万物創世の神と言われる造化三神の1柱でもあります。
御祭神とご利益
御祭神:
高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
市杵嶋姫命(イチキシマヒメ)
菅原道真(スガワラミチザネ)
高天彦神社へ行く
高天彦神社には、駐車場が完備されています。
ただし、高天彦神社の脇が金剛山への登山道となっているため、登山シーズンは駐車場が一杯になり路駐をしている車を多く見かけますので、注意が必要です。
駐車場の目の前には、樹齢数百年の杉の参道が迎えてくれます。
まずは、手水舎になります。
金剛山からの湧水を使った手水舎です。
遊んでいる子供が「川の中に砂金がいっぱいあるよ!!」と、騒いでいました。
とても綺麗な水だったので、私のガーデンクオーツを浄化させていただきまして。
浄化後のガーデンクオーツは、キラキラと光り輝いていました!!
手水舎から、すごいパワーです!!
神社の入口には、こんな石碑が立っています。
「高天原跡地」と書かれています。
空気が違う 神聖な境内
高天彦神社の拝殿に向かいます。
高天彦神社の境内に足を一歩踏み入れると、鳥居の前と空気間が違うことに驚きます。
鳥居の前では暑くて汗をかいていたのに、鳥居から内側はひんやりとした空間になっており、境内に1歩足を踏み入れると空気感が全く変わります。
最初にお出迎えしてくれるのは狛犬です!!
この狛犬は「嘉永7年」に作られたものです。
嘉永と言えば、ちょうどペリーが来た頃になります。
長い間、この神社を守っている狛犬たちです。
そして、こちらが高天彦神社の拝殿になります。
社殿こそ大きくはないですが、自然と調和している立派な社殿です。
長い歴史を感じる佇まいに、大きな存在感を感じます。
さて、拝殿の横には、祠のようなものがあります。
![](http://jinja-go.com/wp-content/uploads/2009/10/DSC_1313-1-1024x768.jpg)
これは「土蜘蛛塚」と言われています。
古事記によれば、神武天皇が日向から橿原宮まで東征をした際に、途中で様々な勢力と戦いました。
土蜘蛛とは、その中の一つの勢力のことだそうです。
体は小さく、手足が長い者たちのもので、昔からこのあたりに住んでいた者たちと考えられている。
穴に住み、狩猟民族だったために、このころの農耕民族とは違い、蔑まされてきたと言われています。
これらの土蜘蛛の怨念が出てこないように、この高天彦神社や葛城一言主神社などに、分けて祀られているとのことです。
また、境内には神武天皇と明治天皇の遥拝所があります。
金剛山登山道と高天の滝
鳥居の左手に細い道が続いています。
この道は「郵便道」と言われ、昔はこの道を登って金剛山の山頂まで郵便物を届けていたそうです。
この道を5分ほど上がると、高天の滝があります。
滝の下まで降りられるようにいますので、時間のある方は行かれてみてはいかがでしょうか??
とても気持ち良かったので、私はここで気功をして自然のパワーを十二分にいただいてきました。
高天原と言われている高天彦神社。
言葉では言い表せない素晴らしい神社です。
ぜひ、お参りくださいませ。
高天彦神社 御朱印
※高天彦神社の御朱印、御札、お守りは、近くの高鴨神社でいただけます
地図・住所・駐車場
住所:奈良県御所市大字北窪158
電話番号:0745-66-0609
駐車場:あり