石清水八幡宮とは
石清水八幡宮は、二十二社の1つであり、三大八幡宮の1つです。
天皇陛下が元旦に行う四方拝の神社の1つとしても有名です。
宇佐神宮の神様から神託を受けて、京都の男山の山上に社殿を作ったことが始まりと言われています。
源氏を始め、足利、徳川、武田など、多くの清和源氏が氏神様として信仰していました。
源頼朝が、「八幡太郎」と命名されたのも、この石清水八幡宮から来ていると言われています。
御祭神とご利益
御祭神:八幡大神(やわたのおおかみ)
ご利益:心願成就
アクセス
京阪電車の「八幡市」で電車を降りますと、すぐ横に石清水八幡宮に行くロープウエーがあります。
石清水八幡宮は山の上にあるので、ロープウェーで登るか、自分の足で登るかの選択になります。
私は色々と見ながら行きたかったので、歩いて登ることにしました。
歩いて登る場合は、駅を出て左側に行きます。
一の鳥居
山に向かって歩いていくと、一の鳥居を見つけることが出来ます。
ここで注目してもらいたいのが、鳥居の扁額です。
「八幡宮」の「八」が、鳩になっています!!
この扁額は、藤原行成が筆を取ったものと言われています。
昔の人の発想は、しゃれっ気がありますね!!
石清水八幡宮の御朱印は色々な形のものがあり、運がよければこの扁額と同じ御朱印を頂くことが出来ます!!
頓宮殿
さらに進んでいきますと、古い建物に出会います。
この建物を頓宮殿と言います。
毎年、9月15日に行われる「石清水祭」の時には、応神天皇、神功皇后、比咩大神の3柱が、半日ですがご滞在される建物です。
高良神社
さらに進んでいきますと、右手に神社が見えてきます。
旧八幡町の氏神様である「高良神社」です。
高良神社を守る狛犬です。
福耳の狛犬ですね。
体のラインと言い、お顔立ちと言い、とても立派な狛犬です。
入って左側にはご神木がございます。
立派なご神木で、力強いパワーを感じました。
入って正面には拝殿、右側には本殿があります。
(手前一部写っているのが、拝殿。奥が本殿です。)
二の鳥居
しばらく歩くと二の鳥居が見えてきます。
こちらから坂道になって行きます。
ここから石清水八幡宮の拝殿まで、私の足で30分でした。
二の鳥居を守る狛犬です。
頑張って坂を上っていきます。
お茶屋さんが出てきたら、あと少しです!!
頑張ってください。
三の鳥居
坂を上り終えると三の鳥居が迎えてくれます。
鳥居の奥には総門が見えています。
頑張って歩いてきただけに、総門が見えたときの喜びもひとしおです。
三の鳥居から総門までの道のりは、燈篭に囲まれた道を歩いていきます。
ずらっと燈篭が立ち並ぶ間を通っていきますと、なんとなく心が引き締まる思いがしてきます。
総門と楼門
燈篭の並ぶ道を過ぎますと、総門が目の前に現れます。
総門から回廊が伸びている姿が、とても綺麗です!!
総門の朱色が深い朱色で印象的でした。
総門をくぐりますと、目の前に桜門が現れます。
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遠くからみる全体像がとても綺麗です。
これらの桜門や、桜門の中にあります本殿などは、徳川家光公により造営されたと言われています。
今でも綺麗で、江戸時代に作られたものとは思えません。
神社の方々や職人さんの力で、何百年もの歴史を刻んできたかと思うと感慨深く感じます。
桜門を挟んで左と右の回廊の色が、全く違うのが分かりますでしょうか??
ちょうど職人さんにより、色が入れられていたんでしょうね。
右側の回廊は、鮮やかに生き返っているのが分かります!!
若宮社と若宮殿社
本殿の周りには、多くの摂社があります。
こちらは「若宮社」と「若宮殿社」です。
左が男性がお参りをする「若宮社」。
右が女性がお参りをする「若宮殿社」になります。
ご祈祷をされた方は、ご祈祷の時に首から掛ける襷をこの神社に納めます。
ケーブルカーで下山
折角なので、帰りはケーブルカーを使って下山することに。
ケーブルカーは15分間隔で出ているので、それほど待つことはありません。
ケーブルカー乗り場には、展望台もあります。
京都方面が綺麗に見えました。
山頂にある気持ちの良い神社です。
ぜひ、お参りください。
御朱印
地図、住所、駐車場
住所:京都府八幡市八幡高坊30
電話番号:075-981-3001
駐車場:無料駐車場有