大鳥大社とは
大鳥大社(おおとりたいしゃ)は、和泉の国一宮で、延喜式神名帳では名神大社に列せられた、とても由緒ある神社です。
その昔、日本武尊が死んだ後、その魂は白鳥になって、空を飛びまわりました。
その白鳥は、大和の国に留まり、河内の国に留まり、最後にこの和泉の国に留まったと言われています。
そして、その場所に建てた神社が、大鳥大社になります。
御祭神とご利益
御祭神:
日本武尊(やまとたけるのみこと)
大鳥連祖神(おおとりのむらじのおやがみ)
ご利益:商売繁盛、厄除け
大鳥大社に行く
車で、大鳥大社に向かいました。
一の鳥居に到着したのは良いのですが、駐車場が・・・・。
駐車場の看板がないので、初めての方はわかりにくいと思います。。。
車の方は鳥居を車でくぐっていただき、二の鳥居の前まで車で行くことが出来ます。
ちなみに私は、鳥居の横に車を止めて参拝しました。
鳥居の前にいる狛犬です。
白くて、タテガミがフサフサな狛犬です。
なかなか立派な狛犬ですね。
そのまま進むと、御祭神である「日本武尊」の像と御神馬の像があります。
神馬のお腹には「大鳥大社」の神紋が入っています。
昔、平清盛・重盛親子が、大鳥大社に馬を謙譲したという話も残っています。
もしかしたらこの馬は、平親子が寄進したものから来ているのかもしれませんね。
二の鳥居と本殿
さらに進んでいきますと、二の鳥居が見えてきます。
車の方は、こちらまで車で来ることができます。
鳥居の奥には、立派な拝殿が見えています。
拝殿を横から見てみます。
近くで見れば見るほど、立派な拝殿ですね。
そして、拝殿の先には神門があります。
そして反対側からは、若干本殿を見ることが出来ます。
大鳥大社は、文武の神として歴代の武家の崇高が篤い神社になります。
平清盛・重盛親子が、熊野参拝のおりに大鳥大社に祈願して名馬を謙譲しました。
その後は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3武将も社領の寄与、社殿の造営を再度のわたって奉仕しています。
歴史的にも、とても素晴らしい神社なんです。
拝殿の横辺りには、大きな木があります。
とてもダイナミックな御神木ですね。
エネルギーと言うか、パワーと言うか、力が溢れ出てきている感じの御神木です。
大鳥大社の境内社
先に進んでいきますと、境内社が見えてきます。
鳥居の横にいる狛犬です。
優しい感じの狛犬ですね~。
笑顔がとっても素敵です!!
さて、正面にあるのは、大鳥美波比神社になります。
だんじりが近いので、提灯がいっぱい飾られております。
この神社は、大鳥五社の1つになります。
御祭神は、天照大神と菅原道真公になります。
この神社の裏手に回ってみますと、素晴らしいご神木があります。
大鳥美波比神社を包み込み、守っているようなこのご神木。
とっても気持ちの良いオーラを出しています。
そして、こちらの一角には稲荷社もあります。
お稲荷さんには商売繁盛というイメージがありますが、元は農耕の神様です
農民が大多数を占めた世の中では、庶民の味方だったわけです。
話が長くなりそうなんで、この辺で(^^;
さらに、進んでいきますと別の出入り口があります。
本殿裏の祠
上の写真で、突き当りを右に行きますと小さな鳥居があり、道が続いています。
道沿いに進んでいきますと、ちょうど本殿の後ろあたりに小さな祠があります。
森も深く、誰も来ないで、ちょっと怖い感じのするところでした。
この祠は、いったい何なのでしょうか?
中には石柱のようなものが祀られております。
本殿の後ろの位置にあるので、何か重要なものであるのでしょうが・・・・
とても素晴らしい雰囲気と、社殿を持つ大鳥大社。
ぜひ、お参りくださいませ。
御朱印
地図、住所、駐車場
住所:大阪府堺市西区鳳北町1丁
電話番号:072-262-0040
駐車場:境内にあり