曾禰神社とは
曾禰神社は、式内社になります。
式内社とは、927年にまとめられた延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)という、当時で言う神社一覧に記載されていた神社のことを言います。
ここに記載されているということは、それだけ歴史が古いということになります。
また、このあたりの地域は「だんじり」のお祭りのおかげで、神社と地域の人々が密接に関わりあっています。
お正月にお参りに行った時も、地元の方々がひっきりなしにお参りに訪れていました。
入口のすぐ脇には、だんじりの倉庫があります。
御祭神とご利益
饒速日命(にぎはやのみこと)
伊香我色雄命(いかがしこおのみこと)
素盞嗚命(すさのおのみこと)
曾禰神社にいく
ここ曾禰神社は、以前の氏神様でした。
毎月必ずお参りに行っていた思い出深い神社です。
まずは、入口の鳥居です。
毎月お参りに来ていたので、この風景を見るととっても落ち着きます。
周りは静かな住宅地、写真の先は曾根遺跡後で公園のようになっていますので、境内はとても静かで落ち着いた雰囲気です。
また昔は、曾根城というお城があったそうで、今でも瓦が出てくるとのことです。
鳥居の横に居る狛犬です。
鳥居をくぐると正面にあります、大きな樫の木が目に入ってきます。
この大きな樫の木。
存在感があって、見ていると本当に落ち着くんですよね。
いつも、お参りが終わった後などに腰かけて、この大きな樫の木を眺めていたものです。
とても優しい感じがする、樫の木です。
樫の木の下の手水舎で体を清めて、拝殿に向かいます。
樫の木の脇には鳥居があり、その先に拝殿があります。
森に囲まれていて、とても良い雰囲気ですよね。
そして、この鳥居の後ろに狛犬が居ます。
とても優しい顔をした狛犬です。
私は、この狛犬を見ると癒されます。
実はこの狛犬。
とても凄い狛犬なんです。
何が凄いかって??
作られた時期が古いんです。
文政元年に作られた狛犬と彫られていました。
江戸時代からずっと、神社を守ってきている狛犬なんです。
さらに進んで行きますと、次の狛犬に出会います。
拝殿の一番近くを守っている、この神社で一番偉い狛犬です。
製作された時期などは分からなかったのですが、とても古いもののような感じはしました。
首の周りの立髪が、とても可愛い感じですね。
前の狛犬同様に、とても優しい表情をしていて、私は大好きな狛犬です。
拝殿と摂社
そして、ついに拝殿に到着です。
落ち着いた雰囲気の拝殿です。
木々に囲まてていて、とっても優しい雰囲気を出しています。
また、拝殿の上の彫り物がとっても立派なんです。
どうでしょうか??
今にも天に昇っていきそうな、立派な龍の彫り物です。
境内には、牛さんもおります。
こちらの神社は、周辺のいくつかの神社が合併されています。
私の住んでいた二田町の神社もそうです。
立派な石碑が残っています。
二田国津神社では菅原道真公を祭っていたようですので、この牛もそちらから来たのではないかと思われます。
最後に、摂社の白山神社です。
夏になると、セミの抜け殻がいっぱい付いているんですよね。
その数がとても多いんです。
それを見ていると、なんだか生命の凄さ見たいのを感じたりして。
とっても神秘的な摂社です。
私にとっては、とても落ち着つかせてくれる神社です。
日常生活の作られた音のしないこの境内で、自然の木々の音を聞きながら、太陽の光を浴びているだけで、癒され、幸せな気分になります。
お勧めの神社ですので、お近くの方はぜひお参りくださいませ。
御朱印
地図・住所・駐車場
住所:大阪府泉大津市曽根町1丁目4−8
電話番号:0725-21-8282
駐車場: