竹生島とは
竹生島は、
琵琶湖の北部に浮かぶ島です。
竹生島(ちくぶしま)は、
「神の斎く(いつく)住居(すまい)」を意味し、
まさしく神々の住む島として、崇められてきました。
島には居住スペースはなく、
都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)と
宝厳寺(ほうげんじ)からなっています。
島自体がパワースポットとして有名です。
御祭神とご利益
【都久夫須麻神社】
御祭神:
市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
宇賀福神(うがふくじん)
浅井比売命(あさいひめのみこと)
龍神(りゅうじん)
宇賀福神(うがふくじん)
浅井比売命(あさいひめのみこと)
龍神(りゅうじん)
ご利益:水難守護、航海安全、商売繁盛
【宝厳寺】
御本尊:弁才天(べんざいてん)
ご利益:恋愛成就、開運厄除け
竹生島に行く
「月も日も波間に浮かぶ竹生島」と言われるように、
古くからこの島の美しさは和歌などに詠まれていて、
浅井三姉妹のお江もこの島を訪れたと言われています。
竹生島に行くにはいくつかのルートがありますが、
私は彦根からのルートで竹生島に向かいました。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239919.jpg)
さあ、船が出港します。
琵琶湖を駆け巡る船は、
波も少なくとても気持ちよく進んでいきます。
たまには船旅も良いですね!!
そして出発から40分、
だんだんと竹生島が近づいてきます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239968.jpg)
左手にみえるのが竹生島です。
もうちょっと近づいてみます。
もうちょっと近づいてみます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239967.jpg)
ここまでくればもう少しです。
竹生島が綺麗に見えています。
さらに近づくと建物が見えてきます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239966.jpg)
さあ、竹生島に上陸しましょう!!
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239963.jpg)
ちなみに、こんな船でのクルーズになります!!
竹生島に入るには、入島料の400円が必要となります。
400円を支払い先に進みます。
はじめは登りが続きます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239920.jpg)
みなさん、頑張って上がっていっていますね!!
まだ、着いたばかりでテンションが上がっているので、
足取りも軽くドンドン進んでいきます。
しばらくすると鳥居が現れます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239921.jpg)
竹生島神社と書いてありますね。
この鳥居を更に進むと、また、鳥居が現れます。
この鳥居を更に進むと、また、鳥居が現れます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239922.jpg)
こちらは宝厳寺の鳥居でしょうか?
とても美味しい端祥水
こちらの鳥居のすぐわきには、
端祥水(ずいしょうすい)と言うお水があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110914_2248828.jpg)
水に困っていた住職の夢枕に御本尊が立たれ、
「この場所に井戸を掘りなさい」と言ったそうです。
その場所を掘ってみたら水が出てきたのが、この端祥水です。
こちらのお水は、「おいしい」と評判です。
私も一口いただきましたが、とても美味しかったです。
竹生島に来ましたら、この端祥水を召し上がってみてください。
いつの間にか、ずいぶんと上がってきました。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239923.jpg)
海が綺麗に見えます。
もう少し階段が続きます。
もう少し階段が続きます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239926.jpg)
結構急ですよね。
若いうちは良いですが、
年をとってからですときつそうです。
日本三大弁財天 宝厳寺
階段を登りきると、正面に本堂が見えてきます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239928.jpg)
本堂の大弁財天は、
江の島、宮島と並ぶ「日本三大弁財天」の1つで、
その中でもっとも古い弁財天です。
そのために宝厳寺の弁財天は、
「大」の文字をつけて大弁財天と言われています。
宝厳寺の弁財天は、楽器の琵琶を持っており、
湖上安全を守る神として信仰されてきました。
現在では、楽器を持っているので、
芸能の神としての信仰も熱くなっているようです。
また、本尊の弁財天は行基が刻んだものとされていて、
秘仏となっています。
開扉は60年に一度となっていますので、
開扉の時期には、お参りに行かれることをお勧めします。
本堂を後にして更に進んで行きますと、
立派な三重の塔が見えてきます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239932.jpg)
朱色が綺麗な立派な三重塔です。
こちらの塔は、
350年ぶりに平成12年に再建されたそうです。
塔の横には、
片桐且元が植えたと言われるモチの木があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239931.jpg)
とても立派なモチの木ですね。
形がとても綺麗です。
形がとても綺麗です。
まるで、キノコのようです。
なんと、樹齢400年だそうです。
そして、何と言っても、
この場所からの眺めがとっても良いんです。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239933.jpg)
海や島が綺麗に見えて、
みんなこの場所で記念撮影をしていました。
島の中では、
一番高い場所になるんではないでしょうか??
三重塔を後にして、先に進みます。
更に進んでいくとたくさんの仏像を安置したお堂があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239935.jpg)
小さな観音様がいっぱいです。
とっても可愛いですよ!!
とっても可愛いですよ!!
そして、ここら辺から、一気に下りになってきます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239934.jpg)
こんな感じで景色もとっても綺麗です。
だいぶ歩いていると思うんですが、
疲れを忘れさせてくれます。
さらに進んでいきますと、国宝の「唐門」が現れます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239937.jpg)
歴史を感じさせてくれる、とても立派な門ですね。
この門ですが、
秀吉が建てた大阪城の一部ではないかと言われているそうです。
大阪城の一部だとすると、現存する唯一の物だそうです。
中に入り進んでいきますと、
船廊下という渡り廊下があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239938.jpg)
なんで船廊下と呼ばれているかと言いますと、
朝鮮出兵の時の秀吉公の船櫓(ふなやぐら)が作られているから、
そのように呼ばれているそうです。
天井を見てもらえると、
なんとなく船の感じが残っているのが分かるかと思います。
外から見てみるとこんな感じになっています。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239960.jpg)
こうやって見ると、
凄い崖の上に建てられているのですね。
歴史的にも建築技術的にも、凄いですね!!
龍神様がいる 都久夫須麻神社
船廊下を抜けますと、
都久夫須麻神社の本殿のすぐ脇に出ます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239939.jpg)
遠くから見ても立派な本殿です。
装飾もとても綺麗で、
多くの人々がカメラを構えていました。
![都久夫須麻神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110918_2254217.jpg)
上の写真の赤い幕の内側が上の写真になります。
そして、この黄色い幕の内側は、
伏見城から移築された部分だと言われています。
宝厳寺の唐門と言い歴史的な建物が続いています。
それだけこの島が、昔から信仰されていたのが分かりますね。
この本殿の前には、2つの社があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239949.jpg)
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239950.jpg)
そして、こちらを守る1対の狛犬です。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239947.jpg)
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239951.jpg)
大きさも小さく、とっても優しい感じの狛犬ですね。
この本殿の向かいには、別の建物があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239940.jpg)
中に入ってみますと、
皆さんがかわらに何かを書いていました。
じつは、この建物の先には鳥居があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239941.jpg)
このような感じです。
2枚のかわらのうち、
1枚には自分の名前を書き、2枚目には願い事を書きます。
自分の名前、願い事を書いたかわらを投げて、
鳥居の間を通過すると願いがかなうと言われています。
この建物には、竜神の拝所があります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239942.jpg)
こちらは、竜神様が祀ってあるのですが、
とても強いパワーを感じる場所でした。
拝所を守る狛犬です。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239944.jpg)
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239943.jpg)
竜神様を守る、竜の狛犬です。
普通にみたら、ヘビに見えなくもないですね。。。
また、こちらの建物には、
しゃもじがいっぱい奉納されているのに気が付きます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239945.jpg)
そこらじゅうに、大量のしゃもじが奉納されています。
竜神拝所を後にして、先に進みます。
正面に本殿を見て、本殿の右側を進んでいきます。
すると、こんな可愛いカッパさんが・・・・。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239954.jpg)
更に進んでいきますと、また別な建物があります。
こちらは、常行殿です。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239955.jpg)
仮の拝場があります。
さらに先に進んでいきますと、
海に出ることができます。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239958.jpg)
ここまで来ると、本当に人がいません。
階段を下りる途中で、マムシでしょうか。
ヘビにも会いましたので、
行かれる方は注意していかれてください。
こちらは、放生会斎庭になります。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239956.jpg)
竜の狛犬に守られています。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239970.jpg)
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239957.jpg)
誰もいない中、
まるで琵琶湖を独り占めしているような感じでした。
静かで、落ち着きます。
船の時間がきまっているので船着き場に向かいます。
その途中で見つけたのが黒竜堂です。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239961.jpg)
こちらの社は、
きっと竜神様にちなんで祀られているんでしょうね。
その後ろにある、御神木がとても凄いんです。
![竹生島神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110907_2239962.jpg)
とても凄いパワーですよね。
その凄さに、まさに圧倒されてしまいました。
最後の最後まで、見どころいっぱいの竹生島です。
神様と仏様が一緒に居る島、竹生島。
とても素晴らしい島でした。
ぜひ、お参りくださいませ。
御朱印
【都久夫須麻神社】
![都久夫須麻神社](/wp-content/uploads/2018/07/20110918_2254237.jpg)
【宝厳寺】
![宝厳寺](/wp-content/uploads/2018/07/20110918_2254218.jpg)
住所、電話番号、駐車場
住所:岐阜県長浜市早崎町
電話:
駐車場:フェリーの乗り場にある