日本最大級の本殿を持つ三嶋大社

日本最大級の本殿を持つ三嶋大社

三嶋大社とは

三嶋大社は、伊豆国の一ノ宮、伊豆国総社の神社です。

源頼朝公が源氏再興を祈願した神社であり、日本総鎮守と言われていたこともある神社です。

武門武将の崇敬篤く、奉納品多数を所蔵しています。

三嶋大社は、桜の名所でもあります。

開花時期には、20種類、200本の桜が境内に咲き乱れます。

御祭神とご利益

御祭神:三嶋大神(みしまおおかみ)

※三嶋大神とは2柱

大山祇命(おおやまつみのみこと)

積羽八重事代主神(つみはやえことしろむしのかみ)

ご利益:金運、商売繁盛

三嶋大社に行く

一の鳥居と参道

三嶋大社の一の鳥居です。

市街地とは思えない、広く、立派な入口です。

実は境内の広さは1万5千坪あり、東京ドーム1個分の広さがあります。

境内に入ると、真っすぐに伸びた参道が続きます。

とても気持ちの良い参道です。

両脇は、桜の木でしょうか??

春には桜並木が続き綺麗なんでしょうね。

祟りの石

入ってすぐの場所に大きな石が現れます。

この石は「たたり石」と言われています。

昔は東海道の中央にあって、行きかう人々の交通を整理する役目をしていました。

「たたり」とは整理を意味する言葉で、俗に言う「祟り」ではありませんでした。

この後、この石を取り除こうとしたところ災いがあったために、「たたり」に掛けて伝えられたと言われています。

現在では、交通安全の霊石として信仰されています。

厳島神社と亀石

さらに進んでいきますと、綺麗な神池が両脇に現れます。

池の中にある社は、北条政子が勧誘したと言われる「厳島神社」です。

御祭神は市杵島姫命。

市杵島姫命は美人な神様だと言われていますが、御祭神のごとく綺麗な社です。

逆側には、こんな石があります。

亀のように見えます。

浦島太郎ではないですが、この亀が厳島神社に連れて行ってくれるのかもしれませんね。

更に進んでいきますと、狛犬に出会います。

作られたのは、明治時代にまります。

総門と神門

三嶋大社

さらに進んでいきますと総門が現れます。

昭和の建築物の中では、代表建築物に数えられる立派な総門です。

総門を抜けて、さらに進んでいきます。

参道が続いています。

これだけ直線の参道が続くのは、歩いていて気持ちいいですね!

進んでいきますと神門が現れます。

慶応3年に作られてたという神門です。

歴史ある神門は風格があります。

市指定文化財に指定されています。

舞殿・拝殿・本殿

神門をくぐりますと、目の前に舞殿と拝殿が現れます。

こちらの拝殿・本殿ですが、嘉永7年の東海地震で羅災し、慶応2年に落成したものです。

東海地方の古建設社殿としては、最大級と言われています。

また、本殿はその大きさが有名です。

高さ23メートル、鬼瓦の高さ4メートルあり、出雲大社とともに、国内最大級の本殿なんです。

本殿の彫り物も立派なので、細かいところまでチェックしてみてください。

宝物館と社額

石の扁額です。

今は使われていないのか、展示されていました。

三嶋大社

三嶋大社

宝物館にいました狛犬です。

ふと目があって気がついたのですが、遠くから見てもとてもオーラのある狛犬でした。

どうぞ、お参りくださいませ。

御朱印

地図、住所、駐車場

住所:静岡県三島市大宮町2-1-5

電話:055-975-0172

駐車場:一の鳥居横に駐車場有(有料)

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